スマートなデザインの人気 – 定番スタイルの秘密

定番のデザインがどのようにスマートな印象を与えるかを…

1737年創業のスイス時計会社ファーブル・ルーバからレトロフューチャーデザインの時計が登場

1737年創業の歴史あるスイス時計ブランド「ファーブル・ルーバ」のユニセックスモデル「レイダー・シーバード」にカーフレザーの新バリエーションが登場します。レイダー・シーバードは2017年に発表。由緒あるレトロフューチャーデザインをケース径37mmに再構築したモデルで、エレガントかつ力強い存在感を有します。1970年代のファーブル・ルーバの時計に原点を持つレトロフューチャーデザインを構成するのは、ケースにおいてはクッションケースと14角形の風防リングであり、文字盤においては独特の形状の針とスクエアインデックスです。また、光沢を放つミッドナイトブルーの文字盤は、フルーテッドベゼルの鏡面仕上げとブラウンカーフストラップと呼応しエレガンスを体現しています。

ストラップはカーフレザーを採用。ステンレススティールケースにカーフレザーをあわせていた1970年代以前の「時計とストラップの組み合わせ」を継承しつつも、カーフレザーストラップには現代の時計らしい「厚み」をもたせることで、時計本体の存在感とストラップのバランスを取っています。「小径のケースとカーフレザー」という伝統的な組み合わせを有するものの、かつてはほとんど存在しなかったガルバニック処理された光沢のあるブルー文字盤や、厚みのあるカーフレザーストラップを持つレイダー・シーバードは、ヴィンテージウォッチの正統進化形「ネオ・ヴィンテージ」と言えます。

レイダー・シーバードはファーブル・ルーバの実用時計哲学を継承しています。10気圧(100m)防水を確保し、ストラップを装着するためのラグは手首に合わせた位置で設計されているため着け心地も快適です。搭載しているムーブメントはスイス製自動巻きムーブメントETA2824-2がベースなので当社の日本の修理工房を含め国内に修理できる職人も多く、長きにわたり安心してお使いいただくことができます。

■ファーブル・ルーバのユニークな歴史を象徴するシーバードシリーズ

1737年にスイス、ル・ロックルにて創業したファーブル・ルーバは、1960年代に世界で初めて腕時計に高度計や水深計を搭載するなど実用時計のイメージが強いブランドですが、1960年前後に登場したシーバードもメカニカルアラームを搭載した実用時計でした。シーバードはファーブル・ルーバのユニークな歴史を象徴するモデルです。というのも1970年代にはファーブル・ルーバは、ほぼ同時期に2種類のメカニカルアラームムーブメントを使用したアラームウォッチを販売していたのです。A.シールドの手巻きアラームムーブメントを搭載したモデルが「シーバード」で、当時兄弟会社であったジャガー・ルクルトの「メモボックス」の自動巻きアラームムーブメントを使用したモデルは「メモレイダー」として販売されました。シーバード は2017年に「レイダー・シーバード」となった際にメカニカルアラームウォッチとしての役目は終えましたが、その歴史は実用時計哲学として継承されています。

■スペック

Ref: 00.10110.08.51.44
仕様:時間、分、秒針、日付表示
ケース径:37mm
ケース素材: ステンレススティール
防水性:10気圧/100m
文字盤色:ミッドナイトブルー
ストラップ:ブラウンカーフストラップ(ライトブラウンステッチ)
ムーブメント:自動巻き (ETA2824-2 : 25石、毎時28,800振動、パワーリザーブ約40時間)
製造国:スイス

価格:19万5,000円(税別)
発売中

※上記はピンバックル仕様の価格であり、フォールディングバックル仕様は215,000円(税別)。
※ストラップはMサイズ(Ref: 50.431.1003711)が標準装備されていますが、Sサイズ(Ref: 50.421.1003747)もお選びいただけます。

既存モデルであるブレスレット仕様(Ref: 00.10110.08.51.20)
ブレスレットは高級時計としての造りこみがなされ、一コマずつネジ留めされています。

価格:22万円(税別)

■ファーブル・ルーバ

1737年にスイス、ル・ロックルにてブランド創業。以後一度も途切れることなく280年以上、機械式時計を作り続けています。19世紀には懐中時計で各国の万博で数々の賞を受賞し、世界中に販路を広げました。20世紀には天文台のクロノメーター検定にて優秀な成績を収めるだけでなく、実用性に基づいた新たな機能の時計を発表しました。代表作は世界で初めて高度計を搭載した腕時計「ビバーク」(1962年)や、同じく世界で初めて水深計を搭載した腕時計「バシィ」(1968年)です。クリストフ・ルメール騎手や東京ヤクルトスワローズの小川泰弘投手がブランドアンバサダーを務めています。